居合道は伝統的な日本の武術で、その目的は、仮想敵を前にした剣の理法の修練で心身を鍛え、人間を修養することにあります。
居合道には「鞘(さや)の内」という言葉があり、刀を抜かずして勝つこと。つまり刀が鞘の中にある状態で、敵を圧し制することが最も重要で、争わず、傷つけず、殺さず、生かすという教えであり、抜くことは最後の手段とされています。
そんな居合道の稽古は、剣道のように実際に相手と剣を交えるのではなく、前述しましたが仮想敵を相手に、礼法と決められた型を稽古することになります。
型は「古流」と「全日本剣道連盟居合(全剣連居合)」の2種類に大別され、古流は各流派ごとに多くの技が存在します。 当部では「無双直伝英信流(むそうじきでんえいしんりゅう)」を古流とし、併せて「全剣連居合」を稽古しています。
道場: 三重県津市 結城神社境内「結武館」
日時: 毎週月曜日と金曜日 21:00~22:00
(年末年始ほか、不定期に稽古が休みになる場合があります。)
費用: 結武館使用毎に300円(学生は免除)
主任教授: 教士 八段 服部 倭
その他: 稽古は他の施設を利用して行う場合もあります。また三重県剣道連盟の年間スケジュールに応じて、合同稽古会や強化稽古などにも参加しています。
まずは事前に連絡の上、見学に来て稽古内容やその雰囲気をご覧になって下さい。
簡単な稽古の体験も可能ですし、いろいろな質問にもお答えしますので、お気軽にお出掛け下さい。
居合道をするにあたり必要となるものは次の通りです。
模擬刀・・・概ね四段になるまでは、ほとんどの方が模擬刀を使用します。
下げ緒・・・鞘に付ける組み紐です。
刀袋・・・刀を持って移動する時に必要です。
居合道衣・・・黒か白の筒袖になります。
袴・・・居合道衣と同色が無難です。
帯・・・居合用の帯がありますが、幅6~9cmの角帯があればそれで問題ありません。
ゼッケン・・・左胸に付ける名札です。試合に出るには必要です。
膝サポーター・・・膝の部分にクッションのあるもの。膝を痛めないためには必要です。
全日本剣道連盟居合 解説書・・・古流以外はこの書に基づいた稽古をします。
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